在来種 固定種を無農薬 無肥料で栽培するKHファーム

事業内容

土物のうつわと自然栽培の食のコラボレーションを通して伝統文化と食を広く伝えたい

畑で実践、食べて感じる


無農薬 無肥料で栽培するって?

なぜ無肥料栽培?

タネの話

現在八百屋さんに売っているお野菜の90%以上は子孫の残せないF1種です。

在来種  自生種、野生種
固定種  代々形質が受け継がれている種
F1 (Filial 1 hybrid) 一代交配種

F1種を育てて種取りしてもその野菜はできません。
 
当ファームでは、在来種、固定種といった次世代へつながるお野菜のみを自家採種しながら育てています。(自家採種率約70%)

無農薬って?

無農薬野菜と言うのは、その野菜の育成期間に農薬を使わずに栽培をしていることです。

 

夏の間など、たくさんの種類の蝶や蛾、虫が舞っています。慣行農法で栽培期間前に除草剤を散布しても、土壌殺菌剤を使っても無農薬なのです。

 

KHファームでは、虫に食われても、そのまま栽培し続け、できた種子を蒔き、また食われてもタネ取りしています。
そうしたタネは自己防衛能力が備わり、その土地の情報を記憶するようになり、その土で、その環境で元気に育つお野菜になります。
タネがその土地に合うようになるまでには数年かかりますが美味しく、安全なお野菜を作ろうと邁進しています。

生物の多様性

地球上の870万種(3000万種説もあり)という生き物たちはつながり、環境の変化に適応しながら進化してきました。

 

KHファームでは、農薬はもちろん、堆肥や鶏糞や牛糞などを含め、一切の肥料を畑に持ち込むことをしません。畑にたくさんの生き物が生息して初めて循環し、良い土ができ、虫に食われることもなくなる環境づくりができるのです。